治安のいい国「日本」

 我々日本人にとっては、中々習慣にはない買い物時の交渉ですが、海外では当たり前のように行われているようで、特に観光旅行などで、訪れた際には現地の相場もわかり得ない状況で、上手に「交渉」をするというのは至難の業です。しかし、私も観光でブラジルに行った際に露店や市場などに行き、アクセサリーやお土産物を買いました。海外では、「交渉」するのが当たり前で、言い値で買うのは馬鹿だと聞いていたので、私も上手に買い物がしたいと思い、早速交渉をと意気込んで買い物を始めましたが、最初に提示される値段ですら、安いと感じ、一応もっと負けてと言って安くしてもらったり、二つにしてもらったりして、買い物を楽しみました。相手はこちらが日本人だとわかっていて、値段設定をしており、最終的な値段もあちらとしてはおそらく儲けの良い値段なのでしょう。でも、私としては安すぎると感じました。物価がどの程度かはよくわかりませんが、ホテルやレストランの料金と比べるととても安く、貧富の差が激しいのか、ホテルやレストランの料金も対日本人の設定になっていたのかと思いました。レストランで食事をしていた時にも夜の11時にもかかわらず、おそらく、スラム街の子供がガムを売りに来て、可哀想に思い、買ってあげると、私たちが食べていたポテトが欲しいと、それも大事そうに持って帰っていました。少なくとも日本にはそのような生活をしている子供も、それを平気で見過ごす社会もないと思い、日本はやはり治安が良いのだなと感じました。